前々回のブログ(=夢見心地☆理由のわからない焦燥感 ★19#0137)では、次のことを記述させていただいた。
「私の現実は、無限にある私自身のためのバージョン(人生ライン
=無限にある宇宙的なシナリオ)の中から、私の思いの波動に同調した世界を
自ら創出しているのだということを納得しつつある。
波動に同調したというのは、
結果的には、無意識に「選択」したものということだ。」
望む周波数とは、
まさしく望むものを得るための意識的な「選択」を意味している。
つまり、
何かを「選択する」かということは、
見合った周波数を自ら発しているということでもある。
そして別言すれば、
この周波数をいかに正しくするかということが、望む結果を得られる近道だということになる。
しかし、現実には、この周波数は、様々な自らのネガティブな思いで歪むことがある。
その意味で、
私は、このことに大変興味を持っている。
その周波数をいかに浄化して正しくするか、
そのあたりを
「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)
には、
思いの周波数について、ちょっとした記述があるので、引用させていただこうと思う。
「あなたの周波数を決めているのは、あなたがその時に、どのように考え、
どのように感じているかなのです。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
角川書店:p251より引用)
とある。
そして、周波数の鮮度を高めるためには、ビジュアライゼーションの力が必要だと、
前述書は前半の方で、述べている。
それは、何も、[ザ・シークレット]だけでないことは、
周知のことと思うが。
その周波数の鮮度高めるビジュアライゼーションの実践として、
次のような記述に注目したい。
「あなたがイメージを頭の中で描き、感じるとき、既にそれはもう、
所有していると信じるところまで達します。その結果だけに集中し、
それを手にした時の感情を体験するのです。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
角川書店::p139)
と。
ただし、このことには、一つ大きな勘違いしやすい問題を含んでいる。
望むことを、「願う」ということ、
望むことを、「考える」ことには差があるということだ。
「願う」ことと、
「欲しいものの(望むものの)」ことを考えることには、
一見、ニュアンス上に大差はないように見える。
だが、心のシステムには、大きな落とし穴があって、
その区別がきちんとなされている。
そのことに
私たちは、あまり注意が向かない。
あまりに微妙なニュアンスが、それでいて、実は大差があるのだということには、
とても困惑する。
たとえば。
「願う」という気持ちは、
それが、まだ「手に入っていない」ために願っているという背景がある。
つまり、
容易には「手に入らないもの。手にはできないもの」という
否定的な思いへのフォーカスがあり、望む気持ちで緊張したエネルギーを
解消しようとするバランスが働く。
言い方を変えると、望むことで一方に緊張が高まり、
自然は、その緊張を緩和するためにバランスを取ろうとする。
高まる緊張を打ち消す作用が働くということだ。
望む気持ちが強ければ、強いほど、その均衡を保つために、一層、
「手にできないもの」としての思いの裏付けになってしまうということだ。
他方、欲しいもののことを考えるというのは、
欲しいものの対象物そのものに対して、意識して緊張を高めるということだが。
それは、ピュアなもので、その対比として、純然たる物質化が行われる。
ネガティブな思いの背景が一切ない。
そこの違いは、想像以上に大きく、願望の現実化の妨げになったりもするので
注意が必要だ。
そこを充分に踏まえた上で、以下の引用を理解することが重要になってくる。
前述「ザ・シークレット」の次の記述だ。
「あなたが欲しい物のことを考えたり、感じたりすると、瞬時にその物の
周波数に同調します。するとその物のエネルギーが、あなたに向かって
振動して来て、あなたの生活にそれが表れるのです。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
角川書店:p252)
とある。
★戻る | ★前日の記事を読む
★過去リンク
夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/
夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/