ウエイン・Ｗ・ダイアー博士の著作「９日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」（ウエイン・Ｗ・ダイアー［著］ 山川紘矢・亜希子[訳] 三笠書房）のｐ７７のところで、
「これは宇宙の真理です。」
（前出 「９日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用 ）
というメッセージに目を惹く。
ダイアー博士のこの言葉の意味するところは、
「私たちは『引き寄せの法則』が働いている大きなエネルギーシステムの中に
生きています。」
（前出 「９日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用 ）
ということだ。
これは、トランサーフィンの法則の中でも、同様のことが言えると思う。
一連のトランサーフィン・シリーズの著者であるヴァジム・ゼランド氏は、あえて引き寄せの法則という言い方を直接、スポットをあててメッセージを述べているという箇所はほとんどないように思うが、スライド（通常言われるイメージング）の考え方や人生ラインのシフトなど、バックグランドで、引き寄せの法則を意識しているように、私には思える。
また第３巻（「［振り子の法則 トランサーフィン］ 超スピリチュアルな夢実現／幸福獲得法」ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店）を、パラパラとめくって行くだけでも、次のようなメッセージが出てくる。
「良いことからはもっと良いことが生まれるのです。」
（前出 「［振り子の法則 トランサーフィン］超スピリチュアルな夢実現／幸福獲得法」
第３巻 p２５４より引用）
や、非常に面白いのは、
この第３巻には、
トランサーフィンの読者からの質問や相談のコーナーがあるが。
さらには、
巻末にほど近いところにゼランド氏のインタビューのおまけもある。
その中で、読んだ方なら、必ず興味深く読んだであろう箇所が次のインタビューだ。
「Ｑ あなたの本は『ザ・シークレット』とどう違うのですか？」
（前出 「［振り子の法則 トランサーフィン］超スピリチュアルな夢実現／幸福獲得法」
第３巻 p３４６より引用）
という質問だ。私も当然、深い関心を寄せて、回答を読んだ。
そして、
冒頭、ゼランド氏は、あっさりと次のように答えている。
「違いは、同じ知識を異なる角度から考察しているところです。」
（前出 「［振り子の法則 トランサーフィン］超スピリチュアルな夢実現／幸福獲得法」
第３巻 p３４６より引用）
と。
実際は、ゼランド氏の回答は、およそ1ページに亘って説明をしているが、
引用したメッセージにすべて象徴されているように思うので、これで十分だろうと思う。
簡単な例を観ても、ゼランド氏にとっても、引き寄せの法則は、意識しており、決して無縁ではないのだ。
冒頭のダイアー博士の話に戻るが、
「これは宇宙の真理です。」
（前出「９日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用）
というメッセージの後に、次の言葉が続く
「これは宇宙の真理です。
つまり、私たちは一日中考えている人間になる、ということです。」
（前出「９日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用）
このメッセージは、何気ない引き寄せの法則の考えを述べている言葉のように見えるが、
実は、意味が深い。
トランサーフィンやバシャールの概念によれば、トランサーフィンの言うバリアントの空間にある人生ラインやバシャールの言うパラレルな現実であるタイムラインにシフト（乗り移る）することを意味するからだ。
私たちは、ただ単に私たちの状況をより良く変えているのではない。
本当は、物理的な現実は、変わらないものだからだ。
では、何が変わるのか。
私たち自身が、無限にある人生ラインやタイムラインを引き寄せ選択しているということだ。
もう一度取り上げておきたい。
「良いことからはもっと良いことが生まれるのです。」
（ 前出 「［振り子の法則 トランサーフィン］超スピリチュアルな夢実現／幸福獲得法」
第３巻：p２５４より引用）
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