今回のブログは、前回の
”夢見心地☆わずか2ページに凝縮された世界観の凄み https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/2848/ ”の続篇とさせていただく。
正直、前回のブログで、死をテーマにしたのは、自分でも意外だった。
なぜなら、ネガティブなので、そうした問題は、できるだけ避けたいと思っているからだ。
だが、ジェームズ・アレン氏の言葉の意味は、深くて重い。そう思った。
「あなたの願いがかなうとき」
(ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)の項目
≪「成長するための場所」に生きている≫のメッセージの意義に、私は大いに注目している。
特に、文中の
「人生の出来事に、偶然は何ひとつありません。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
は、ただのメッセージではない。
この言葉を突き詰めて考えれば、死というものも、その時期ということも、
偶然から、決して例外ではないということだ。言い方を変えれば、予定調和的に、
予め決めているということでもある。
そして、死は、一人の人間の人生にとって、最大の出来事と言ってもいいだろう…。
その意味で昨日、「人生の出来事に、偶然は何ひとつありません。」というなら、
どうしても、そこからはじめざるを得なかった。
と、同時に誕生もそうなのだ。
この世に生を受けるということ自体だ。
そこに意味があり、魂のミッションだという考えに私は至っている。
魂のミッションとは何か。
各人、異なるミッションを持っている。
ミッションは、それぞれ、各人で異なるがミッションの普遍的な傾向または性格は、
永遠の魂の成長にあると思っている。そこに尽きると。
肉体は、それを体験・体現するための一時的な魂のフォーカスしているポイント以外の
何ものでもないのでは…と思っている。
その魂のミッションに限りその肉体の体験は、意味を持つ。
生まれてきた時の肉体の制約や環境の制約を受ける。男だろうが、女だろうが。背が高かろうが、低かろうが。ハンサムだろうが、美人だろうが。不細工だろうが。
家族構成や、家が貧しいだとか、豊かだとか。そうしたあらゆるすべての社会的な制約も含めて、この世に生まれてくる時点で、それらの制約を魂は、自ら課してきた条件として承認しているのだと私は思っている。
「人生の出来事に、偶然は何ひとつありません。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
とは、そういう意味を含んでいると理解した。
このメッセージを、
もっと後押ししているメッセージが、この後に続く。
「いずれにしても、人生に起こるすべてのことは
『思考の法則』がもたらす結果です。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
このメッセージで、次のような疑問が生じるかもしれない。
生まれてくる前のことも『思考の法則』と言えるのかと。
私は、そうだと言う。
『思考の法則』がどこで行われるのかを考えれば、一目瞭然である。
思考の法則は、
魂が行う実践なのだから。
なぜなら、
「すべては、ひとつ」だという宇宙的な概念に基づいて言っている。
私たちは、個別的な存在だが、すべてのもとは、ひとつだ。
個別な私たちは、そこから分化しているに過ぎない。
宇宙を海に喩えたとき、その海の一滴(ひとしずく)は、それでも、もとは海だ。
というのと同じ。
また、話が大きくそれてきそうなので、また機会を得て、そのことについては、考えてみたい。
「いずれにしても、人生に起こるすべてのことは『思考の法則』がもたらす
結果です。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
なのだ。
「今の現実が思いにかなっている人もいれば、心地よさも満足も感じられない人も
いるでしょう。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
それこそが、これを受け入れることが、まさに魂のミッションなのだ。
受け入れるとは、だだ耐えるということではない。
ただ承認して受け入れ、向き合っているどんな状況にも感謝し、
どう受け止めるかが、魂のミッションだ。
私は、前回のブログ(夢見心地☆わずか2ページに凝縮された世界観の凄み)の前半部分に、
次のように書いた。
「アレン氏は、どこまで意識していたのかどうかまでは分からないが、
思考の行き着く先の結果として、
バシャールの世界やヴァジム・ゼランド氏等が言うところのパラレル・リアリティ、
タイムライン、人生ラインについて、
あえて触れているという点に、私は刺激を受けた。」
私が、書きたかったのは、この部分だった。
それを示唆する箇所をアレン氏の著作から引用させていただく。
「何かを学び、精神的な成長を遂げれば、今ある現実が『自分に不釣合いな環境』に
なっていきます。
すると、それまでの状況が自然に立ち去ってしまうか。タイミングよく環境を変える
きっかけが訪れ、成長した自分にふさわしい現実へと移り変わっていくのです。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
私が、この著作を凄いと思ったのは、まさにこの箇所なのだ。
このシフトそのもの指摘が、パラレル・リアリティ、人生ラインの示唆の証なのだから。
「精神的な成長を遂げれば」とは、どういうことだろう?
思考の放射のパラメーターがポジティブ(または、残念がながら反した場合は、ネガティブ)な方向へ変わることを意味する。
つまり、
「思考の方向性に目立った変化がなければ、あなたは人生の同じライン上に
居続けることになる。現状への対応が何らかの方向へと変化するやいなや、
思考放射のパラメーターが新たな特徴を帯び、あなたの世界の層における
物質化が別のラインへと移ることになる。」
(「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店 P54)
と。
あまりに優れた著作は、必ず行き着くところは、同じ示唆に辿りということだ。
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