前日のブログで、”好ましくない「状況」”とどう向き合うかについて、書かせていただいた。
否、向き合うのではなく、抜け出すためには、どうすべきかを昨日書かせていただいたつもりだ。そしてその結論として、「確たる目標を持つ」ということを記述した。
さらに、もっと目標を持つということについて、言及したいと思う。
その本の白帯には、次の記述がある。
「『ザ・シークレット』も『引き寄せの法則』もこの本なくして、生まれ得なかった!
ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーと並ぶ成功道のトップに位置する必読書」
と謳い上げているのが、アール・ナイチンゲール氏の「ザ・ストレンジスト・シークレット」(アール・ナイチンゲール著 林 陽[訳]徳間書店)だ。
このアール氏の著作に関連して、
音声CDで、きこ書房から以下のものが出版されている
「サクセス・オーディオ・ライブラリーVol.2 『トップゲティング・プログラム』
ナイチンゲール・コナントサクセス・オーディオ・ライブラリー 日本語版 [CD]」
がある。
アール・ナイチンゲール氏の日本語吹き替えのメッセージを聞くと、
とても励ませられるのだ。以前は、毎朝、聞いたものだった。
特に、その中で、「ダイアモンドの土地」は、私には印象が、特に、特に深く残っている。
その話というのは、ラッセル・ハーマン・コーウェルが行った数千回に及ぶ講演の中で語られた実話だという内容だ。
ダイヤモンドを掘り当てようと野心を抱いたアフリカの農夫の話で、自らの土地を売って、あちこちを捜し求めた農夫だったが。ついにめぼしいダイヤモンドを見出せずに挫折した。ところが、その農夫の土地を安く手に入れた者が、思いがけず、その土地からダイヤモンドを見出し巨万の富を得たという何とも気の毒で皮肉な内容だ。
自分の今おかれた状況や立ち位置にこそ、実は、象徴的な意味でダイヤモンドほどの価値が眠っているという教訓的な教えだ。
私は、この話がとても好きだ。よく身にあてはめて考える。
だから以前、自分自身には「何もない」「大した物は何もない」などと思ってしまうような、
とてもネガティブな気分になりかけた時には、この話材のテーマが、
気分ちを奮い立たせ新たにしてくれたものだった。
この話を含め音声CDには、12テーマで構成されている。
いづれも素晴らしい内容だと言っておく。
アール・ナイチンゲール氏の前向きで教訓的な話は、いつも私たちの無限の可能性を信じさせてくれるそんなコーチングのリーダーとしての正しい導きをしてくれる。その意味で、今日のブログの”確たる目標”ということについても、あえて彼の著作から選んだ。いつも適切なメッセージを供給してくれるので取り上げた。
この「ザ・ストレンジスト・シークレット」の先ほどの帯には、まだ続きがある。
この本の意味付けをよく著しているので引用する。
「全米で一大センセーショナルを巻き起こしたベストセラー・レコードを書籍化」
したものだ。本文の中にも、【訳注として、この「ザ・ストレンジスト・シークレット」は、
当時レコードで販売されていました。】とある。
今日、この本を手にしたとき、最初に目に飛び込んできたのが、
次の言葉だ。
「誰もが自分の思いの結果と未来を生きなければなりません。」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」より引用)
だった。
その「思い」こそ、確たる目標という意味が込められている。
思いが「種」であることに対して、
「潜在意識」は、土地に喩えられる。
その上で、次のように語られている。
「土地は植えられたものを必ず返します。
『人は蒔いたものを刈り取るのです。』」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」より引用)
聖書の言葉で言えば、「与えたものが、受け取るもの。」、物理法則で言えば、作用・反作用。
スピリチュアル的(必ずしもそう限定できないが)に言えば、「原因」と「結果」の法則だ。
なんと言おうと、
”土地は植えられたものを必ず返します。”とは、
それらの言葉の具現的な象徴だ。つまり、
潜在意識に、思いの種を植えれば、自ずから結果の芽が出てくるということ。
ただし、このことには、重要な意味があることも示唆している。
この本の中にそれが続く。
「何を植えても土地は気にしないことを忘れないでください。」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」より引用)
土地とは、改めて言うまでもなく「潜在意識」のことだ。
その上で、
「何を植えても気にしない」とは、
次のことを意味。
「成功、失敗、具体的な価値ある目標、あるいは、混乱、誤解、不安、心配など、
何を植えられても気にしません。
植えられたものを返すだけです。」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」より引用)
ということに改めて注目すべきだ。
私たちは、
いま好ましくない「状況」にあるなら、
この引用にあるように、
”具体的な価値ある目標” = ”確たる目標”を
心という土地に植えてこそ、
望んでいる、好ましい「状況」を創り出すという事だと言える。
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