夢見心地☆世界の層とは何か ★20#0407

フィリピン-ピリピン

「あなたの願いがかなうとき」(ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)の項目≪「成長するための場所」に生きている≫のメッセージに、私は大いなる刺激を受けた。

そのことを、今回のブログで、どうしても書きたいと持った。
アレン氏の言葉、

 「何かを学び、精神的な成長を遂げれば、今ある現実が『自分に不釣合いな環境』に
  なっていきます。すると、それまでの状況が自然に立ち去ってしまうか。
タイミングよく環境を変える
  きっかけが訪れ、成長した自分にふさわしい現実へと移り変わっていくのです。」
 
      (前出:「あなたの願いがかなうとき」)

について。

特に、宇宙的な存在のバシャールやヴァジム・ゼランド氏らの概念とも併せて、
アレン氏の言葉を掘り下げていきたい。

まず、以下のメッセージを考えてみたいと思う。

 「精神的な成長を遂げれば、今ある現実が『自分に不釣合いな環境』に
  なっていきます。」
だ。

この言葉の意味は、
「何を」表しているのか…。

一言で言えば、シフトだ。
つまり、パラレルな現実へのシフトを意味している。

これについては、
バシャールやヴァジム・ゼランド氏の考え方を受け入れられるようになると、
アレン氏の言葉の意味が深みにある言葉だとさらに理解できる。

私たちは、通常、過去から現在、未来へと続く一本の時間軸の中で、
生きていると思い込んでいる。

だが、そうではない、という示唆が、

特に、バシャールや同じようにヴァジム・ゼランド氏らが
人生ラインという言い方等で、
私たちの体験するリアルな現実に関わるひとつの解釈を述べている。

とりわけ、バシャールのメッセージは、きわめて明解だ。
ただし、受け入れることのできない者は、永遠に受け入れることはできないだろう。
私は、受け入れている。

私たちは、いま、この瞬間から、どう次の瞬間(現実)を創造するか、
本来、まったく制約を受けない存在だ。

無限の可能性に保証されている。
しかし、それなのに私たち自らが、理性の常識の枠の思い込みに捉われて、
がんじがらめな制約を設けてしまっている。

自分の思いの不自由さの中に、あえて私たちは身を置いているのだ。

バシャールのメッセージは、
たちの物理的現実は、過去から現在、未来へと続く一本の時間軸ではない
無限にあるパラレルな現実が、そこにあるということを示唆をしている。

パラレルな現実の前提となり裏付けるものとして、
私たちの誰にも許されている「選択」がある。

「人生はすべて選択です。(一部: 略)みなさんがこの物理次元で体験している
ことはすべて、みなさんが選択した結果です。」
 (「バシャール・ペーパーバック⑤」ダリル・アンカ【チャネリング】
関野直之【通訳(インター・プリター)】喜多見龍一【プロデューサー】p121)

と「選択」がイコール「パラレルな現実」であること述べている。

私たちは、世界の層を、
直接、ここからこう変わったということを明確に区切って、
理解することができない。あまりにも選択の効果があまりに滑らかなので、
パラレルな現実に移行したことに気づかない。

その単純な例が、引っ越しや、たとえば進級や卒業による多くの友人たちとの
必然的な別れがある。さらに言えば、希望の会社への転職などだ。
もっと巧妙な変化が天候などもそうだ。

このように、実は、私たちの思考の変化のすぐその先の「選択」に、シフトがあるのだ。

次のように考えると理解しやすいと思う。
アニメーションの世界だ。

通常、アニメーションは、セルで構成されている。
背景のセル。キャラクターのセル。口パクや、ちょっとしたキャラクターにまつわる動きのセル。あるいは、そのほかの他の要素など、動きを必要とするセルなどだ。

通常、アニメのセルでは、
背景は、場面が大きく変わらない限り、あまり手間をかけないようにするため、
都度書き換えることをしない。

背景は、固定的であることが多い。
もちろん、アニメの物語中のわずか数秒単位の程度のことであるが。

この背景こそは、私たちにとっての物理的な現実だと想定するとわかりやすい。
アニメでは、背景のセルの上に人物や動物、背景の一部などを重ねて、それぞれ登場する人物のセルを載せながら、変えることによって、ストーリーができ、場面などもいろいろ変わる。
私というセルもそこにいる。

私たちが、思考を意図的にポジティブに変えていくと、
その思考の周波数に見合った出会いや出来事(シナリオ)を引き寄せることになる。
その場にふさわしくないキャラクターのセルは、必然的に、私の舞台から消えるのだ。

それは、セルで表現したが「世界の層」が変わっていくことを意味する。

上述のアレン氏の引用

 「精神的な成長を遂げれば、今ある現実が『自分に不釣合いな環境』に
  なっていきます。」

は、
前述に私は、シフトだと記述した。これは、
人生のラインのシナリオを変えたことを意味する。

私たちの思考にふさわしい世界の層(セル)を、必要に応じて、変えていくことで、
必要なものがそこに登場し、さらに
不要なものは、そこから、退場していく。

そういう理解で良いと思う。

加えて、
ヴァジム・ゼランド氏の以下の言葉に注目していただきたい。

 「思考の方向性に目立った変化がなければ、あなたは人生の同じライン上に
  居続けることになる。現状への対応が何らかの方向へと変化するやいなや、
  思考放射のパラメーターが新たな特徴を帯び、あなたの世界の層における物質化が
  別のラインへと移ることになる。」
 
  (「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」ヴァジム・ゼランド[著]
        ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店 P54)

以上から、
世界の層について、多少とも理解ができるのではないだろうか。



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夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/

夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/

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