私が、トランサーフィン(「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝正浩[訳] 徳間書店: 一連のシリーズ)
に、惹きこまれるお気に入りのメッセージは、
以前にも紹介しているが、
次のメッセージだ。
「トランサーフィンは、まるでスーパーマーケットで商品を選ぶように、
文字通り運命を選ぶ方法である。」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
この文言には、
トランサーフィンの考え方や真髄がすべて見事に含まれている象徴的なメッセージだ。
ゼランド氏によれば、
私たちは、楽しみながらお気に入りの商品を選ぶように、
実は、運命の人生ラインを選ぶことができると述べている。
ここで言う商品とは、望むか、望まないかにはかかわらず、
私たちとともに、条件が合えば、いつでも現実化される可能性のある
潜在化した人生のシナリオと舞台装置が、無限に用意され準備され
整っているものを意味している。
言うまでもなく、私たちは、多かれ少なかれ、
自ら置かれている状態や状況、あるいは環境の中で、
その制限に縛られた思い込みの中で生きている。
ゼランド氏の考え方は、その制限を越えて、自らの運命を選ぶことができるというものだ。
しかも、簡単に。
「人間は選んだものを受け取るのだ。好むと好まざるとにかかわらず、
これが現実だ。」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
それを、実行可能にするきわめて重要な「キーワード」のひとつが、
思考エネルギーの放射にある。
「思考の方向性に目立った変化がなければ、あなたは人生のライン上に
居続けることになる。現状への対応が何らかの方向へと変化するやいなや、
思考放射のパラメーターが新たな特徴を帯び、あなたの世界の層に
おける物質化が別のラインへと移ることになる。」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
端的に言えば、ポジティブに考えているか。ネガティブに考えているかが、
人生ライン移行の鍵だと言っている。その質・量、時間の長・短、頻度など。
上述した思考放射のパラメーターとは、
私たちが、思考することで発する波動や波長の周波数のようなものと置き換えると
分かりやすいだろう。
私たちが発するその波動や波長の周波数が、
宇宙空間において同調するとき運命の人生ラインが引き寄せられるか、
あるいは、私たちがシフトして体験することになる。
この人生ラインが、無限にあるとする前提をゼランド氏は、
次のように言う。
「物事が現実化する際には、あらゆる多様性が生じる源が
なくてはならない。」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
という。
この「多様性が生じる源」を、ゼランド氏は、「バリアントの空間」と呼び、
「バリアントの空間には、各人にとっての運命ラインが無限に存在している。」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
としている。
この概念の意味を私なりに考えてみた。
地球の世界人口は、推計で、いま70億人だというが。それは、固定的に言えば、
同時にその数の人生ラインがあるということでもある。
単純に言えば、そうだ。
70億人前後の人生ラインが多いと思うかどうかは、無限数から言えば、
たいした問題でなく、むしろ、
すでに膨大な数の人生ラインがあるというを、物質的現実が証明していることだ。
だとするなら、選択可能で可変的なレベルでの無限数の人生ラインがあると、
そう前提としたしても、特に不都合はないように思える。
実際、私たちの人生は、決して固定的なものでない。どんな人生の選択を意図的にするかで、
いつでも可変的なものだとの認識はあるはずだ。
ゼランド氏の言うように、
「世界はあなたの選択を現実化することに専念してくれる」
(前出「[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン」より引用)
という示唆を、
受け入れてみるのも、ひとつの選択だろうと思う。
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