もし私が、
ヘンリエッタ・アン・クロウザー著作「夢は、神に書くと現実になる!」(野津智子 訳 PHP文庫)で
以下の引用の
「『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』(RHJ[著]
三浦 哲 訳/解説 成甲書房)には、『望むものがわかれば、
手に入れることができる』と説かれています。」
というこの一文の記述と出逢っていなければ、RHJの著書
前出(「イット・ワークス 夢をかなえる赤い本」)に触れる機会を
もたなかったかもしれない。
キッカケが何であれ、その時の私が、
どちらにしても、
確実にこの本を引き寄せられたのが真実だ。
当該著書には、
いきなり
「あなたに質問します。」
と、RHJが私に問いかける。
「世の中には、『欲しいものが次々に手に入る人たち』と『欲しいものがまったく
手に入らない人たち』の2つのタイプが存在します。
それはどうしてだと思いますか?」
(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房)
と投げかけ、
全体で、ほんのわずか23ページほどの紙数の中に
「夢をかなえるシステム」を、凝縮しているのだ。
この「イット・ワークス 夢をかなえる赤い本」には、
一切の無駄がなく、核心だけを述べている。
自己実現のための実践を説き明かしてくれているのだ。
何より、著者のRHJについては、ほとんど情報がない。
インターネットで検索しても、成功した実業家とあるのみで。
R.H.ジャレットという名で、自らの成功を一冊の著作にまとめた本が、
この『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房)だということぐらい。
わずかに、
”成功した実業家”+ ”Jがジャレットの略だった”ことが新たに知り得たことだ。
このRHJの著作は、訳者の”はじめに”によれば、
≪大きな宣伝もしないのに≫≪約80年間にわたって、静かに口コミで広がり、
地道にコツコツ今まで売れ続けてきたものなのです。そしてこれまでに300万人以上に読まれてきています。≫(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房)とある。
三浦氏(前出「イット・ワークス 夢をかなえる赤い本」)によれば、
さらにあの有名なナポレオン・ヒルの著作「思考は現実化する」の初版より11年も前の1926年にこのRHJの作品が発行されているとのことだ。
少なからず、彼(ナポレオン・ヒル)に影響を与えているかもしれないし、
「多くの成功理論のモトとなったともいわれている古典的名作」[三浦氏(前出)]だともいわれている。
あまりにも大胆にわずか20数ページに、見事なまで簡潔に、
成功のための「夢をかなえるシステム」の秘密を展開してくれるばかりか、
しっかりストンッ!と腑に落ちる完璧な内容なのだ。
私がもっとも印象を深くし、各種の成功法則本を読んで、
それらの理解の助けになったのは、次の一文によるところ大きい。
「簡単すぎるからこそ、認識することが難しい」
(前出:「イット・ワークス 夢をかなえる赤い本」)
この本を読む時には、一つの心構えが必要だ。
信ずる心、見えないものに対して、
まずは心を開く必要がある。ということだ。
私は断言して言うが、
私たちは生まれた時から、途方もなく優れた「無限の力」を持っている。
ただし、その使い方を知らずにいるだけなのだということを。
この本は、その重要な点をしっかり教えてくれる。
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