夢見心地☆「ザ・シークレット」のパラレルな話 ★20#0416

フィリピン-ピリピン

「ザ・シークレット」(ロンダ・バーン【著】 山川紘矢+亜希子・佐野美代子【訳】 角川書店刊)のp105より、願望が《達成までの時間》の章の冒頭。
次のようなメッセージから始まる。

 「時間が幻想にすぎなことを教えてくれたのはアインシュタインです。」

と記述している。

これは、「ザ・シークレット」を通して、
この物理的現実が文字通り幻想であることを認める発言をしたのと同義だ。

なぜなら私たちの世界は、3次元に時間を加えた4次元の世界にいるということを、
誰しも周知している。そして、
この時間が幻想であるかどうかにかかわらず。

もし時間というものを否定するなら私たちは、動きの一切ない静止した世界にいることになる。
思考すら存在しないということになるだろう。

思考する私たちがこの世界に存在するためには、
同時に時間を副産物として再生産している世界の住人である必要がある。

で、その時間が幻想だとするなら、私たちの物質的世界そのものも、
文字通り幻想であることを意味することになる。

さらに「ザ・シークレット」は突っ込んで、
この世界のことについては、

すべてが時系列で体験するように起きていること自体が、
そもそも幻想に過ぎないと述べており、その裏付けとして、
以下のように示唆をしている。

 「量子物理学者やアインシュタインは、すべての事象は同時に起きているのだと
  教えています。」
  
 (前出「ザ・シークレット」p106より引用)

と述べ、
加えて、

 「もし全てのことが同時に起きているのであれば、欲しいものを得ている自分も
  並行して同時に存在しているのです。」
 
  (前出「ザ・シークレット」p106より引用)

と言い切る。
これは、
パラレルワールドの世界が在ることを肯定しているメッセージでもある。

「ザ・シークレット」の中では、これ以上、深掘りする説明はないが、
このパラレルな話が出てくる出てくる背景には、何があるのだろう…。

願望実現が達成されるのは、
いつ、どこで、どのようになされるかの説明があまりにも複雑になるために
それを回避したメッセージなのだと私は思っている。

あえて簡単に説明するならこうだ。

私たちが願望を持った時にいる人生ライン上には、そのままでは、
願望が実現された結果がない世界なのだ。
その上で、私たちが願望を実現するためには、願望が結果として実現された別の人生ライン上にシフトする必要があるのだ。

それを導くのが、望むことをイメージしたビジュアライゼーションであり、そのことにより、
現実化した人生ラインの波長と同調させる必要がある。

これは、TVのAチャンネルを、望む番組をやっているDチャンネルに合わせるようなものの例えと同じだ。



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