夢見心地☆すべては望むとおりに ★20#0430

フィリピン-ピリピン

本日は、備忘録のデータより。

数年前、ある情報番組をTVを観ていたときだ。現在は、TVは、モニターもないし、
何もみていない。そのときは、たまたまTVがあり観た程度のことだ。

その放送で、ちょっとした示唆があった。
ある情報番組の中のコーナーで、家族ぐるみ変身するコーナーがあり、それが受けているようだ。お笑いタレントの進行で家族の変身の様子が番組を通して進む。

これまでの日常のカジュアルな姿を、ビフォーとし、プロのスタイリストやヘアー・メイクアーティストのアレンジで、ある意味、豊かさを演出させてプチな変身をアフターとして体験してもらう番組だ。この手の手法は、以前にも他番組でやっていたのを観た事がある。

家庭の主婦たちは、きっと、変身を希望する家族のビフォーな状態についても、アフターな状態についてもあれこれ良くも悪くも批評を加えて、様々な関心を寄せて観ているのだろうなと勝手な予想が付いた。あくまでも予想だが。

私は、この番組を観ていて(いままでも、偶然、観たことはあるのだが、その時には感じない示唆が)、私の頭の中を忙しく駆け回った。

それは、YouTubeで公開されているバシャールの動画の中にある”鏡の法則”の考え方と概念だ。その思いを、この番組に出演している家族を観ていて、ちょっとした角度から、ハッと気づく程度の理解の補強をさせてもらったという感じがした。

ここに登場した家族は、3人家族のようで、子どもは女の子、およそ6才-8才前後だろう。その子どもの年齢から、夫婦の年齢もおよそ分かるだろう。ご主人は、見たところ30代半ば。奥さんは、30代前後。私は、ファッションにほとんど興味がないので、他人のセンスをどうのこうの言えるセンスはないと自信を持っている。

なので、あれこれ云々する気は固よりない。本人の好きなようにやればいい。と思うだけだ。

話の都合上、印象だけは語っておこう。
ご主人は、耳の大半まで髪が覆っている。サラーリーマンだとしたら、少し長めの髪だ。
お気に入りで、通販で買ったという黒が基調のトレーナーを着ていた。

奥さんの方は、ひざ上20cmくらいのピンクが基調で、黒の縁取りのしてあるフレアーな感じのシンデレラ風の服装で、黒のベルトをしていた。ボリューム感いっぱいの肩まである黒髪の頭に大きなピンクのリボンをつけていて、黒ブチのメガネをかけている。見た目、全体としては、ひと昔の前のアイドル歌手が着ていたような衣装と言えば良いのか。

奥さんは、いまだ幸せな少女感を手放せないのだなと、一目で分かる感じだった。

もう一度言う、私は、この家族を批評しようとしているのではない。

事実を有り体に述べたつもりだ。
何か、批評がましく感じるのであれば、私の筆力の稚拙さのせいだと
差し引いて受け止めていただきたい。まったくネガティブに批評しているつもりはない。

私は、番組を見ていて、この家族から、学びのヒントを得たのだ。感謝したい。
番組として、スタッフがこの家族を外面上、この家族が喜ぶだろうと想定した形で、プロの技術で、変身の希望をかなえていたと思っている。

その一方で、私が受けた学びと印象は、この家族は、この出演した一瞬の期間だけ変身することはできるだろう。だが、再び、すぐにいつもしているようなファッション感覚に必ず戻るに違いないと強く確信させられた点が、私の学びの入り口だ。
つまりこの家族の変身は、きわめて一時的なもの。本当に変わることはできないと感じた。

なぜなら、この家族、この番組に出演したいと希望を出したのは、おそらく奥さんだろうと思うが。自分たち自身が、心から変わろうと望んでいないと思ったからだ。
もし、自身が心から変わろうと思っているなら、この番組に登場しなくても良かった。

それ以前に変われるからだ。何より、他力本願で、番組に出演してまで、プロの外部の力を借りようとは思わないと思う。それが変わるということだからだ。
自分たち家族のイベントとして番組に、記念で出演したということが、根底にあるのかなと思う。

ここまでの言い切りは、大変、誤解を招くかもしれないが、この家族は、もしかしたら以後、変身するかもしれない。そのことまでを否定しているのではない。私の言いたかったことは、この家族を引き合いに出して申し訳ないが、一般論的な意味合いのそのレベルで、言いたかったのだ。

もう少し、突っ込んだ言い方をさせて貰いたい。鏡の法則というか。バシャールの創造の4原則から観た言い方をさせていただきたい。

この奥さんに、あえて”的”を絞って話しを進めるが、
この奥さんは、番組中、お気に入りのブラウスを紹介した。
そのブラウスは、ある洋画のヒロインが着ていたものを、憧れて似た感じのブラウスを買ったと言うことだった。

そのスタイルこそが彼女自身であり、
「なりたい自分」として、かつて憧れを彼女の心に育み揺り動かしたのだ。
その事実がある。

この奥さんは、この「選択」をずっと、引きずってきたのだ。いまもその大切なブラウスがあり、そのブラウスを活かして変身したいと言う望みがあるようだ。この番組がお手伝いするのは、鏡の中の「私」を一時的に、変更するという役割しかもたない。変わる為には、自身の心を変えないといけないということには、まったく示唆が及んでいないようだった。

つまり本来の「私」=この奥さんは、なりたい自分を新たにイメージしているわけではないのだ。いままでの状態のまま、誰かのアドバイスで変えられないかと思っただけだ。
本当に変わるためには、いままでの自分を手放す必要がある。

そして他のなりたい自分を創造しなければ、そして、自分のあり方を変えるのだという前提で、
新たな選択を求めていかないかぎり、
鏡の中だけの自分をいくら変えても一時的なものになってしまう。

鏡の法則よれば、私たちの心を映し出すリアリティは、いつも私たちの心を反映しているだけだからだ。私たちの選択がすべてを変える。

一視聴者として、変身番組のコーナーで、この家族の様子をなんとなく観ていて、
私は、本当に変わるためには、心を変えないといけないのだということを、
つくづく、こんなアプローチから改めて思いを強くさせていただいた。



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★過去リンク
夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/

夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/

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