「ザ・シークレット」（ロンダ・バーン【著】
山本紘矢＋亜希子・佐野美代子【訳】 角川書店）
には、ちょっとした小ネタな情報が記述されている。
その一例が、相対性理論などを提唱しその業績で世界的によく知られたドイツの理論物理学者アインシュタインの意外な一面について触れている。
アインシュタインは、「毎日『ありがとう』を何百回も口にしていたのです。」
（前出：「ザ・シークレット」ｐ１３１）と紹介している。さらに
「ザ・シークレット」ならではの「『秘密』を沢山知っていたのです。」
（前出）とある。
アインシュタインの成功を後押ししたものには、
「ありがとう」に代表されるような「感謝」の気持ちが背景にあり、
それが様々な引き寄せを招いたというような示唆がなされている。
今回のブログでは、「ありがとう」の言葉の効用について触れてみたい。
「ありがとう」や「感謝」の言葉を口にすることは、日々の生活において物事をうまく進めていくためには、かなり重要で大切な言葉だ。実際、どのような成功法則の本にも、「ありがとう」や「感謝」についての項目は必ず出てくる「重要なキーワード」でもある。
「ザ・シークレット」では、著者のロンダ・バーン氏が次のように言う。
「偉大なアバター（神の化身）の教えの中では時代を通して、
『感謝』が中核を占めていました。私の人生を変えた１９１０年の
ウォレス・ワトルズ著『富を《引き寄せる》科学的法則の中でも感謝の章が
一番長いのです。』」（前出：「ザ・シークレット」 ｐ１２６より引用）
と述べている。
アインシュタインが「ありがとう」を日々の生活の中で何百回も口にしたということで、その感謝の気持ちがアインシュタインの業績を正しく導いた事の裏付けとして、
ウォレス・ワトルズの言葉を「ザ・シークレット」から引用の引用をあえてしたい。
「感謝すると自分の思いと宇宙の創造エネルギーが密接に調和する、
と考えたことがありますか。もしなければ、そのことをよく考えてみましょう。
するとそれが真実であることがわかるでしょう。」
（前出：「ザ・シークレット」ｐ１２３ ウォレス・ワトルズの言葉 引用の引用）
このように、「ありがとう」や「感謝」の言葉を口にすることは、成功を導くためには、決して軽く見てはいけない行い、心構えでもある。
さらに、
「ありがとう」の効用で見るなら、運気の流れを大きく変える力があるようだ。
前出の「ザ・シークレット」中で述べられている
ジョー・ビタリー博士の言葉がとても印象的だ。
「人生を好転させるために、あなたは今、この瞬間に何ができるのでしょうか。
真っ先にできることは心から感謝できることの一覧表を作ることです。
そうすることで、エネルギーや思考を転換することができます。」
（前出：「ザ・シークレット」 ｐ１２３より引用）
と述べている。
私自身、２０１８年、２０１９年と生活上の厳しい時期があった。
それは、今も完全に終わったとは言えないが。
この２月から、ふと思い出したでき事があって、「ありがとう」の言葉を毎日
繰り返し、口にし続けている。現在も。
で、その思い出した出来事については、若干、触れておきたい。
２０１８年の９月中旬頃だったと思うが。私は、その頃、本業の仕事に補填する意味で、
ちょっとしたパート仕事をしていた。しかし、この年の後半の行き詰まりから、
あえて「ありがとう」の言葉を連呼するようになった。
以前にも「ありがとう」の連呼をしたことがあるが、あまり長続きしなかった。
そして、１１月の後半ごろ、パートの会社から、
突然、連絡があり、勤続年数が５年になったという理由で、ちょっとした商品券をいただいた。とてもありがたかった。
しかも、会社上司がやってきて、表彰をしていただいた上に、食事会もしてくれたのだ。
こんな経験は、全く初めてで、思ってもみなかったでき事で、
パート先の会社には、非常に感謝している。
実はこれはほんの一例で。「ありがとう」を口にしていたこの時期は、小さいことも含めて、うれしくなるようなでき事が、数日置きぐらいにあった。ところが、１１月後半に、ビジネス面ではなく、個人的な都合でやや忙しくなり、「ありがとう」を日々連呼することを辞めてしまった。まだ、そのことに充分な確信が持てなかったことも心理的にあったので。
ところが、「ありがとう」の連呼を辞めて、２０１９年の年始から、
ジワリとまた厳しい一年が続いた。
２０１８年、２０１９年を運気の流れが悪いせいだと、ずっとそう思っていた。
実際、スピリチュアルな運勢面で、悪い時期だったのだ。
そして、２０２０年の２月に、ふと「ありがとう」の言葉を口にしていた時期に、
いろいろと、ちょっとした良いことや恵まれたことが多かったことを思い出して、
やはり、良いことがあるのだと、何となく確信し、再び、やってみることにした。
すると、どうだろう…。
今回のブログでは、記載しないが。いろいろと検証したいこともあって、
今度こそは、絶対にやめることなく、日々「ありがとう」の言葉を口にする決意をした。
そして、実は、再び良いことに恵まれるようになってきた。
これは、正直、かなり控えめに言っている。明るい兆しが見えてきた。
世の中が、パンデミックで大騒ぎなこの時期にだ。このことは、
数年後にいづれ記載したいと思っている。
「ありがとう」の言葉に感謝だ。
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