夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)

フィリピン-ピリピン

夢見心地☆奇跡ではない ★20#0381

かなり以前に、私はフリーの映像制作者として小学館のドラえもんいきもの大探検―[21世紀こども百科ビデオ] を担当させていただいたことがある。
そのビデオは、不思議な生き物の生態をこれでもかと紹介する内容で、私自身、資料映像を見ながら驚きと感動を覚えたものだ。

実は、この時期、当該作品以外にも、関連ビデオの制作に何本か携わったので、もしかしたら内容を少し混同しているかもしれないが…。その中には、生きるためには、凄まじい智恵(智恵?=生態)を働かせる生き物もいて、良い意味で、しかし何とも後味の悪いショックも受けた。この記事を読む

夢見心地☆バシリスクの疑問 ★20#0382

前回のブログ「夢見心地☆奇跡ではない ★20#0381」では、水の上を走るバシリスクの話を書いた。
今日、私は、いま少しバシリスクのことをもう少し書いてみようと思った。
というか、前回、欠落していた部分があったのだ。

バシリスク自身が抱いているささやかな疑問についてだ。

前回のブログで、私は、かつて、
映像制作で関わった小学館のドラえもんいきもの大探検―[21世紀こども百科ビデオ] の中で、バシリスクを見たと書いた。この記事を読む

夢見心地☆Solarisから引き摺る思いの果て ★20#0383

Solarisとは、以前、当ブログの「夢見心地☆心の海 ★20#0311」
(https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/3437/)の題材で、
扱わさせていただいた惑星ソラリスのことだ。

今回、また改めて記述するというのは、それだけ、私の心にインパクトを与えた作品だったからだ。あまりにも衝撃的だったのだ。

なぜならSolarisの映画は、米国映画のような膨大なスケールに巨額な製作費をかけたSFならではの醍醐味はほとんどなく、むしろ、その対極にある作品だといえる。SFとしての派手さはほとんどなく、特別なアクションもない。ただひたすら人間の内面を深く掘り下げた作品として最高峰の価値ある作品になっている。黒澤明監督も絶賛したという。この記事を読む

夢見心地☆立ち塞がる巨大な山 ★20#0384

私の個人的なことで恐縮だが、告白めいた?いやボヤキか?
私は、ささやかなインターネット販売をしていた。以前、このブログで書いたことがあるかもしれない。それまでは、長くフリーランスで、映像制作の企画・演出という肩書きで、
人生の幸運の波・不運の波というものを実感してきた。体験してきた。

ただ有難いのは、私は、どんな厳しい場面に遭遇しても、どこかで、
自分に起きていることを感情任せにしないで、爪の先ほどでわずかであるが、
客観視してきたことだ。この記事を読む

夢見心地☆祈りとは ★20#0385

成功法則を学ぶうちに、混乱してくることがある。
それは、「祈りとは」何なのか。どうすべきなのか。
ということについてである。

「どうか、○○できますように…」あるいは「何とか、○○したいな…」というのは、
一般的な意味合いでは「祈り」あるいは「願い」の形式だと思われている。しかし、成功法則の実践の上では、それは「祈り」「願い」でもない。もっとも悪い方法なのだ。この記事を読む

夢見心地☆予告なのかもしれない… ★20#0386

枯れ枝

今年は、確定申告の日時が、思わぬ形で延長された。
私にとっては、昨年の帳簿はやる気が出ないほど、売上減に苦しんだ。
そのやる気を火をつけ始め焦りだしたとき、なんとパンデミックが起きた。

その結果として、3月16日までだった確定申告の締め切りが、一か月延長されたのは、
ご存じの方も多いと思いと思う。この記事を読む

夢見心地☆善悪のけじめ ★20#0387

少し前のことを思い出したので、それを今回の記事としたい。

「善悪のけじめ」という言葉を、真摯に受け止めたのは、私が20代前後のことだった。
どの作品だったか、記憶にないのだが。ドストエフスキーの作品(恐らく、「白痴」か「カラマーゾフの兄弟」のどちらかだと思う)で、初めてこの言葉を受け入れた。

その頃は、気に入った言葉や名言は、よく手帳などに記載したものだった。
いまもその習慣は続いている。この記事を読む

夢見心地☆豊かさの国の硬直と発展途上国のactivity ★20#0388

makati方面

私が、フィリピンを愛する最大の理由は、許しと明るさ、そして活気にある。
今回のブログで、記述したいのは、活気、activityにある。

許しと明るさについては、いづれかの機会に触れるとしよう。

ここで言う、活気とは、文字通り、国が若いということにある。フィリピンに一度でも行ったことがあれば、気づくのは、若い人、特に、子どもが実に多いということだ。どこかしこにも、子どもたちがいる。笑顔で遊んでいる。昔の日本で見た風景がここにあるのだ。この記事を読む

夢見心地☆ジェルソミーナの憂愁 ★20#0389

数年前のある日のことだった。その日の日和は、めっきり春めいている。
都合で、昼に区役所へ行った。少し、せかせか歩くと、汗をかく。
とある駅周辺の行き交う人々の表情もどこか、春の兆しを感じて軽やかだ。

用事は、思いの外、すんなり済んだ。

私のいる居住区の近くの公園に差し掛かると、やや勢いの落ちた桜が、花を散らしている。
その桜の下では、子どもたちが遊んでいる。親子連れも目立った。この記事を読む

夢見心地☆OKYAKU(オキャク) ★20#0390

OKYAKU(オキャク)とは、”招かざるお客”=”招くつもりのなかったお客”のことである。

通常の(=一般的な)意味だけに限定した”招かざるお客”のことではない。むしろ私自身の中で、特殊用語として用いたつもりでいる。

このOKYAKU(オキャク)の特殊用語は、
かつてのソ連体制下で制作された映画。アンドレイ・タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」の中で、使用されていた言葉だ。私は、映画を観た当時、おもしろい表現だと思っていたが、すっかり忘れていた。この記事を読む

タイトルとURLをコピーしました